2012 SUGOロードレースシリーズ 第3戦 その②

8月12日、まずはCBR250Rカップの事から書きますと・・・

当日の天気は曇り空。

 

 

午後には崩れる可能性もありそうですが、今のところは残念ながら(若干一名が)

ドライでのレースとなりそうです。

 

今回は秘密兵器?として、HRC製の電装係を装着!遂に燃調調整が出来るように

なりました・・・・が、約1か月のバックオーダー待ちの末、やってきたのは不良品。。

 

直ぐにHRCに問い合わせをし、まずは不良品を返送。

HRCに不具合を確認してもらい、代替え品が来たのがSUGOへの出発ギリギリ。

その為、出発前には何も出来ず、前日走行で調整しようと思っていたら、1台が早々に

転倒中破!そして直し・・・・

 

結局、前日練習時にはやる事が多かったので、燃調などは変更せずに走行。

実際に調整して走り始めたのは、予選からとなってしまいました。

 

ちなみに4番車はノーマルマフラーにて苦行中!9番車は90年代にSP400で

使用していたサイレンサーを、とりあえず流用中の変わった仕様です。

 

 

車検後に、2台の燃調調整作業をしていると、もう予選開始時間に・・・・・・

予選は、急ぎ書き換えたMAPの違い確認をメインに走ってもらいました。

 

ライダーさん達も、無理せず無難に走りきり、ゼッケン4が12番、ゼッケン9が

14番手で予選終了。

走り終えたライダーさんからは、”登りで力が出てきた”との事でしたので、そこから

決勝レース直前まで、再度話し合いながら燃調と点火時期を調整し直してみます。

 

そして迎えた決勝レース!今までになく、グリット上が大いに賑わっています!

さすがに、元GPライダーさんや現役全日本ライダーさんがいると違いますね!

 

で、当方2台には、グリットで燃調書き換え後の状態を聞きますと、予選時よりも

良いとの話。

とりあえず今回は、最後に書き換えた方で決勝を走ってもらいました。

 

 

決勝レースの方は、まず伊藤真一さんらのトップ5台とセカンド5台に別れ、4番車が

セカンド集団の中に、その後方に1台を挟み、9番車が戻ってきます。

 

レースはトップ集団が54秒台、後方は55秒台での終始接近戦となり、最終ラップには

4番車が前の2台を抜き、もう一台を抜きに掛かろうとしたらしいのですが・・・コーナーの

進入で前車に寄り過ぎ、アクセルを戻したら失速。

先程抜いたライダーさん達にも登りで抜き返され、残念ながら10位でゴール。

 

まぁ、タイムは55秒台に入れましたが、トップとのタイム差は約1秒半・・・・・

これから最終戦に向け、更に燃調やファイナルなども詰めていきたいと思います。

 

9号車は、前日の転倒から見事に復活!とりあえずは自己ベストも出して12位で

ゴールする事が出来ました。

その後の練習では、更にタイムも出たとの話でしたので、次回は・・・・まずはレース前に

いきなり転倒などはしないように!お願いします!

 

と、今回はこんなドタバタのレースでしたが、2台共にタイムも更新出来たので

まずは良かったのではないでしょうか。

 

レース歴の浅い当ライダーさん達も、お歴々の方と一緒に走れて、さぞ刺激にも

なった事でしょうから、最終戦では更に上を目指してもらえると信じています!

 

 

で、当チームの参加レースの全てが終了し、リザルトを貰いに行くと、CBRカップの

順位が変わっています???

 

何でも上位の車両にレギュ違反があったとの事で、一台が失格ととなり、不本意にも

順位が9位と11位に上がってしまいました。

 

その失格理由は、サイレンサーにカーボンパーツが取り付けてあり、それが違反だと・・・

確かにレギュレーションには禁止と記載されていますが・・・・・今一解せません。

 

この話を聞いて私が疑問に思ったのは、最初からレギュレーションに「一切のカーボン

素材の使用禁止!」と何故書けなかったのか・・・・・謎です。

この様に書いておけば、誰も使ったりはしないだろうに・・・・

 

エンジンの2次カバーなどにはカーボンOKで、サイレンサーはNG・・・・・?

 

機会がありましたら、この中途半端で曖昧なレギュレーションを、お考え頂いた方に

何故なのか是非聞いてみたいものです。