91NSR250R-SEの・・・・・。

エンジンの調子が突然悪くなり、回転が上がらず動かなくなってしまったお客様の

91NSR250Rをお預かりしました。

 

 

早速エンジンを開けてみましたところ・・・・あるべきモノが足りません。

片側のリードバルブの三連の羽のうち、二つが消えています。

 

 

消えてしまった羽はクランク室内で粉砕され、表に出て行ってしまったようで・・・・・・

 

クランクやシリンダーなどに多少のキズ跡はありましたが、問題ないレベルでしたので

交換せずに再使用する事が出来たのは、不幸中の幸いですね。

 

今回は丁度良い?ので、腰上のOHも一緒に作業をさせて頂きました。

 

それにしても、欠けてしまったリードバルブは結構見ていますが、綺麗に無くなって

しまったのは初めて見ました・・・・・ちょっと驚きです。